1.「がんばれ日本」(1)

先日、冬季オリンピックが閉幕しました。
前半は、上村愛子、里谷多恵、清水宏保、岡崎朋美等期待の日本人選手が全滅!最後の最後に、イナバウアーの荒川静香選手が金メダル!
何とか、面目を保ったというところでしょうか。

f0095548_123935.jpgBLOG 『スポーツと知財』の初回は、オリンピックに敬意を表して、商標「がんばれ日本」について考えてみましょう。

発明家として有名なかの「ドクター中松」こと中松義郎氏は、1994年に「フオルッアジャパン/がんばれ日本」という商標を出願して、1997年に特許庁に商標登録されました。
「フオルッア」とはイタリア語の Forza (がんばれ)です。
しかし、これに対し、(財)日本オリンピック委員会は、「不使用取消審判」というものを申請しました。
つまり、委員会は特許庁に対し、「中松氏は登録はしているが、実際には使用していないから登録を取り消してくれ」と申し出たのです。

ちなみに、(財)日本オリンピック委員会は、「がんばれ!ニッポン」という商標を多数の指定商品で1998年に商標登録出願しており、2001年に登録されています。
「がんばれ日本」と「がんばれ!ニッポン」。
そっくりじゃん!
こんなのって有り?

1997年にドクター中松氏が登録し、それを見て(?)翌年の1998年にオリンピック委員会が慌てて(?)出願!?
そして、2001年に「がんばれ!ニッポン」が晴れて登録。
ドクター中松氏が「がんばれ日本」。
(財)日本オリンピック委員会が「がんばれ!ニッポン」。
これって、問題ないの?
こんなのって有り?

(続く)
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by web-gorilla4 | 2006-04-02 12:42